20080306

わかりやすいという価値

今日は自宅近くのフレッシュネスバーガーで夜食。

あそこはハーフサイズのハンバーガーという日本ではたぶん他にないメニューがあるのでとっても重宝します。

どうしてもハンバーガーが食べたくなるけど、まるまるいっこは多いとき。

女の子の気持ちがわかってるね。

マックもモスもロッテリアも、それぞれの良さがあるけれど、

フレッシュネスはこのサイズ展開とバンズの味にちがいない。



それはともかく、

今日は、トマトはさんであるふつうのやつじゃなくて、

サルサバーガーが気になってしまったのだけど、あんまり辛すぎるのは気分じゃないなと思って、

「これどのくらい辛いんですか?」

と、店員さんに回答のしようがないような質問をしてしまった。

辛みとか甘みなんて感覚だし相対だし、聞いた直後にしまった!と思ったんだけど。



「ふつうのキムチとかわらないくらいっすね」


と、店員さんがさくっと返答してくれて。


あ、すごい、と思った。

すぐに答えられるのもそうだけど、より一般的に生活に密着しているキムチにたとえて、

どのくらい辛いのか教えてくれて、少しだけ感動した。

なるほど、それなら余裕で食べれます。


結局サルサバーガーハーフとオニオンリングで落ち着きました。


相手にわかるように伝えられる事って、大きな価値を持ってますよね。

作家も翻訳もそうだけど。

私は、NICKがどんなビジョンを持っていて、どんなカラーで、どんな芝居をつくるのかを、

わかりやすく伝えるのが仕事だけど、なるほどキムチか。と。




今日は、ひとつだけ。

NICKっていう名前の由来は、「肉まん」です。

ほっかほっかのあったかさで、冬の冷たいてのひらを少しだけあたためるような、

大げさではないけれど、誰の手にも届いて、おいしくて、手軽で、あったかい。

そんな芝居をつくりたい。



っていうのは私の脚色で、実際はもっと別のストーリーがあるようなのですが、

それはまた別の機会に書きます。

フレッシュネスのおかげでとってもねむたくなってしまいました。

あったかいふとんにくるまれて、あったかい夢を見られますように。


おやすみなさい。