20080215

死に場所と生き場所。

「本棚」っていう本を買いました。
ちょうど今部屋に大きい本棚がほしいなと感じていて、一番ほしい型のものそろえると5万円くらいになっちゃうから、
とりあえず書店で見つけた「本棚」っていう本で満足を得ようとしてみました。

まだ少ししか読んでいないけど、

ひとそれぞれ生きているって感じる場所があって、それが映画の中だったりギャンブルしてるときだったりお酒飲んでるときだったりするっていう話がしょっぱなに書いてありました。


私は舞台に立っていたときもそうだけど、
けっこういろいろなときに生きているって感じることができるので、幸せだなと思った。

役者をつづけることはなかったけど、
いま舞台に立ち続けているひとたちは、自分の生き場所を見つけていて、
それは何よりも幸せなことなんだろう。

死ぬまで生き場所を見つけられないで死んで行くのは、生まれてきた意味があるんだろうか?

なんてちょっとだけ考えてしまったけど、

そもそも生まれてきたことも生きることも死ぬことも実は意味なんてないと思っているので、その思考はすぐに終わった。

楽しいことが一番。
人の役に立つことが二番。

人の役に立てることが楽しいと思えれば最高。

今はそれでいっか。



そういえば、ネコとか死ぬときに姿をくらまして絶対に死ぬところを見せないっていう話にすごくロマンを感じるのだけど、

自分の死に場所ってどこだろう、とか考えます。

ネコっぽいと言われ続けて24年ですが死ぬときはちゃんと家族にみとられたいです。

むしろ武道館の真ん中であらゆる知人にみとられたい。

そう考えると、みんなにみとってもらえるよう、ちゃんと下準備しなくちゃなと、他人に優しくなれるような気もします。

死に方を考えるのは、後ろ向きではなくて、生き方を考えることにつながるんだよね。